ことわざ・慣用句コンテストを実施します！～先人の知恵～
2024年09月14日 16:10
昨日、中１国語の授業で「故事成語」を扱いました。「故事成語」とは、歴史上の出来事や古典文学などから生まれた特定の故事・伝説をもとにしている言葉のことです。代表的なものとしては「矛盾」「杞憂」などが挙げられますね。
さて中学１年生がこの「故事成語」をどの程度知っているものであろうと、授業に先立ちいきなりテストを行いました。その一部を、みなさんもやってみてください。
(Q) 次の故事成語の意味を、ア～エの中から選びましょう。
①塞翁が馬 ②朝三暮四 ③呉越同舟
ア．敵同士が同じ場所にいること。仲が悪くても利害が一致すれば協力すること。
イ．取り越し苦労のこと。
ウ．人生の幸・不幸は予測できないこと。
エ．目先の違いに気を取られ、結局は同じ結果になること。言葉巧みに人をだますこと。
上記の問題を含め全１８問。それに全問正解する猛者が現れました！なぜそんなにたくさん知っているのかとたずねたところ、「おばあちゃんから教わった」そうです。「故事成語」や「ことわざ」などは、先人の体験や見聞をもとにして後世に語り継がれてきた知的財産です。それをまさに体現した生徒本人とおばあちゃんとの関係性がとても微笑ましく感じられた一幕でした。
静進では、「ことわざ」「慣用句」を生徒たちに競って楽しく身につけてもらうため、小学生対象「ことわざ・慣用句コンテスト」を実施する予定です！塾生諸君の奮闘に今から期待が高まります。
【故事成語クイズの答え】
①ウ ② エ ③ ア ※イは「杞憂」ですね。
