すごいぞ、サナスタ! ~門前の小僧習わぬ経を読む~
2024年09月01日 11:35
皆さんは、月の異名(古い呼び名)をご存知でしょうか?「12月くらいしか…」という方も多いかもしれませんね。では、クイズです。
【クイズ①】月の異名(古い呼び名)に「月」がつかない月はいくつあるでしょうか?
【クイズ②】月の異名(古い呼び名)の中で、「月」以外で共通して用いられている漢字は何でしょうか?
中1生の授業で「月の異名をどれぐらい答えられるか書いてごらん。ひらがなでもヨシ!」とやってみました。実は、中1の教科書でこれを扱う単元があるのです。学校でも静進でも未習の単元なので、全生徒にとって条件は平等。「しらすだっけ?」「しわすじゃね(笑)」「サツキとメイだから5月はイケる!」などと、楽しそうに生徒たちは思い出そうとしていました。
その後「なぜその呼び名になったのかの由来」を交えながら解説を開始。12月まで全て解説を終えたところ「やったー」と歓声が!たった1人だけ、全問正解が出たのです。思わず私も周りの生徒からも拍手が出ました。
さて、「なぜその生徒は全て覚えていたのか」の理由ですが、「弟がサナスタに通っていたから」だそうです。サナスタと言えば、国語・算数・理科・社会、さらには英語やプログラミングまで様々な教科を楽しく学べるコースです。その中に「ラップのリズムで月の昔の呼び方を楽しく覚える」カリキュラムがあり、弟と一緒に口ずさんでいるうちに覚えてしまい、今でも歌うことができるのだとか。まさに「門前の小僧習わぬ経を読む」といったところでしょうか。ただ一つ決定的に違うのは「楽しく」という枕詞がつく点でしょう。
「楽しく学び、さまざまな力が身につく」サナスタでは、無料体験を随時実施しています。興味のある方は、ぜひ校舎にご連絡ください。
【クイズの解答】
①2つ…「弥生(やよい)」と「師走(しわす)」
②「無」…「水無月」「神無月」に用いられています。ちなみに「無」は「ない」ではなく「の」という説が有力とされています。つまり「水がない」ではなく「水『の』月」、「神様がいない」のではなく「神『の』月」ということですね。「出雲大社に神様が集まって…」という説は俗説とされています。
※月の異名には諸説があります。上記はそのうちの有力とされている一つとお考えください。